道具はダイヤモンド針とマジック・はさみ・黒い布などで、道具も少なく
作業スペースも取りません。
準備もいらないので空き時間に少しずつ彫ることもできます。
器の内側に図案を貼り、油性の極細マジックで図案を写します。
図案が綺麗に写せないと仕上がりが綺麗にできないので丁寧に写します。
マジックで描き終えてら図案を外します。
マジックで描いた線の上をダイヤモンド針で彫っていきます。
鉛筆をで描くような感じで彫ります。
あまり力は入れないので、ガラスを削る嫌な音はしません。
この線が輪郭線となります。
輪郭線を太くし、葉の部分は付け根が薄くなるように彫って完成です。
こちらの作品一つを作るのに早くて4〜5時間かかります。
レッスン風景
アイビーの図案を写しています。
手元が暗いと見にくいのでスタンドライトがあると良いでしょう。
輪郭線を彫ってから葉脈を彫り残す手法で、らせん彫りをしています。
完成です。
でもこの後生徒さんは下部にも葉を足すそうです。
彫る面の反対側に図案を貼り直接彫ります。
ガラスの厚みが有るので、彫る場所を必ず目の前に来るようにします。
一通り彫れたら図案を外します。
荒彫りをしたものを綺麗に仕上げていく。
完成です。